三原山登山と日本唯一の裏砂漠旅行記

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僕の島旅でお約束の不眠に悩まされながらもなんとか迎えた、伊豆大島2日目の朝。
前の夜に見た高そうな登山用テントはもうなくなっていた。

この日のメインイベントの三原山登山と裏砂漠探検。

三原山は過去に何度も噴火しており、直近だと1986年11月に噴火し、1万人が島外に避難することを余儀なくされた。
古くから御神火様と呼ばれ、驚異的な火山の威力は信仰の対象にもされてきたのである。

また、三原山の裾野に広がる裏砂漠は日本唯一地図に砂漠と記載されている地形だ。
広漠とした、景色は見るものに畏怖の念を与え、日本ではないような景色ゆえに、ロケ地として何度も映像作品に使われている。

三原山登山口へ大島バスで

バスでまずは市の中心部まで行き、乗り換えて登山口を目指す。
バスでは観光案内のアナウンスが流れていた。
椿が伊豆大島の特産品だとか、椿オイルがどうだとかそんな感じ。

バスの運転士さんと少し話した。
乗客は僕一人。
この島についてちょっと教えてもらった。

三原山の登山口にはちょっとした食事処と土産屋さんがあった。

この日は若干雲は多いが晴れ。
火山なので黒砂。
所々生える草が蛍光色のような緑でコントラストが綺麗。

登山自体はそれほど大変でなくハイキングといった感じ。
木は噴火で焼き尽くされ、日を遮るものは何もない。
日よけのための帽子と水分は必須。
所々に噴火が起きた時に逃げ込むための土管のようなシェルターがある。
溶岩石もある。
ここまで、真っ赤な溶岩が流れ込んだのだ。

山頂部まで登りきるとお鉢巡り(火山の火口を一周すること)をしてみた。

反対側に若い女子二人が歩いていた。
初めてこの山で人を見た。
しかも女子。やはり島ガールのPRが効果を上げているのか⁈
二人が火口の反対がから声をかけてくれたので、ちょっと恥ずかしかったけど手を振ってみた。
女子二人の爆笑が聞こえてきた。

とっても深い火口。
火口からは煙が上がっている場所もある。
有毒なガスか?
いや、無害なので安心してもらいたい。

数々のドラマや映画のロケ地 「裏砂漠」

お鉢巡りを終えた僕は日本で唯一地図に砂漠と記載されている「裏砂漠」に足を踏み入れてみた。

広がる黒砂。
ここは本当に日本なのだろうか?
いや、日本どころかどこかの惑星に降り立ったような場所。

裏砂漠が数々のミュージックビデオや映画、ドラマの撮影に使われているのも納得出来る。
昔やってたフジテレビの「ロング・ラブレター~漂流教室」とかもここでロケされた。

しかもここは東京都。
高速船で竹芝桟橋から2時間、飛行機なら30分で行けるこの景色は、忙しい俳優やアーティストを使う関係者からすれば、わざわざ海外まで行かずに異世界の撮影ができる夢のような場所。

冬はさらに青草がなくなり、砂漠化が進むらしい。

案内の標識や道はできているので砂漠で迷って死ぬことは多分ない。
最悪、まっすぐ歩けば、いつかは海に出る。

遠くからオフロードバイクのエンジン音が聞こえて来た。
見上げると、砂漠の坂を砂煙をあげながら猛スピードで下る数台のバイクが見えた。
レッドブルのビデオにありそうな光景。
東京からバイクを船に積んでくる人もいるようだ。

MTBやオフ車で爆走するのも絶対アドレナリンでるよね。
走行可能エリアは定められているので注意。

ハイキングの最後は三原山温泉へ

さぁ今夜の宿を決めようではないか。
今夜こそ布団で寝て、昨夜のような寒さと孤独から逃れようではないか。

島でも有名で大きな伊豆大島観光ホテルに行ってみた。

ロビーに入る。
年季の入った、よく言えば歴史のある感じの雰囲気。
数々の芸能人のサインが飾られていた。
さすがロケ地。

今日泊まれるか聞いてみた。
素泊まりはありますかと。
今日は泊まることはできる。だが素泊まりは無いそうだ。
値段は1万5千円程度だった。
ちょっと予算オーバー。

どうするか迷った。
当初は2泊3日の予定。
でも、もう三原山に登ったし、裏砂漠も堪能したし、シュノーケリングする気にはなれないし、釣りもやる気がなくなってしまった。

そうだ。温泉に入って熱海に帰ろう!!
夕方に出る船があるかを宿で調べる。

船があった。
ジェット船の振り替えもできた。

今温泉に入れば夜には熱海に帰れる。

ということでこの宿にある日帰り温泉に入ることに。
料金は800円。

この温泉からは三原山の雄大な景色が一望できる。
お湯も良かった。

www.oshima-onsen.co.jp

温泉から出て、ロビーで少し涼む。
ロビーにダイビングの雑誌があった。
港にもダイビングのフォトコンテストの写真が飾られていることを見ると、やはりダイビングは島にとって主要な観光収入。
普段は平穏だが時に荒れ狂う山と青い海。

ホテルに来たバスに乗って港へ戻る。
朝と同じ運転士さんだった。
山と温泉の感想を話す。

港に戻ってきた。
旅客ターミナルは人も多く活気が見られる。
お土産やさんも、ちょっとしたレストランもある。

せっかくだからと思い最後に島の名物丼を食した。

日が傾いた海に浮かぶ高速船に乗り込む。

2時間後、僕は熱海港に立っていた。

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