私がモベルのアメリカSIMをアメリカ横断旅行で実際に使ってみました。モベルの携帯電話の利用を考えているあなたの参考になれば嬉しいです。
日本では仕事の都合でWillcomの携帯電話しか持っていなかったのですが、アメリカ横断旅行へ行くにあたり、現地で使える携帯電話が必要だなと思いネットをリサーチしていました。
ある日ネットサーフィン中に見つけた、海外携帯電話・SIMカードのモベル(mobel)。
PHSとWi-FiモデルのiPadしか持っていなかったのですが、モベルにはSIMフリーのスマートフォンとアメリカSIMカードがセットになったプランがあり迷わずそれを注文しました。
現在は僕が購入したのとは違うスマホになっています。
最新のセットは下記で確認できます。
自分でSIMフリーのスマホ持ってる人はアメリカSIMだけ購入して挿せばいいですし、スマホ持っていない人は、僕みたいにセットを購入するか、AmazonでSIMフリーのスマホ購入するのもいいですね。
またDMMレンタルでは、SIMフリースマートフォンが1ヶ月3500円程度でレンタルできます。
旅行の際だけ必要なのであれば、DMMレンタルで借りるのが一番安いのではないでしょうか。
SIMフリーのASUSやiPhoneなども安くレンタルできますよ。
SIMフリースマホのページが分かりにくいですが、探せば出てきます。
▶︎DMMレンタル
アメリカSIMでの通話の感想は?
アメリカでの通話使用は合計15回程度。同行した相棒との待ち合わせや、泊まらせてもらっていた友人との連絡に利用しました。
相棒は日本のキャリア(ドコモ)で宿の友人はアメリカの携帯会社でしたが、両方とも何の問題もなく通話できました。
実はロサンゼルスからモハベ砂漠を抜けてデスバレー向かっている最中の荒野、大平原のど真ん中でも日本の自宅に電話をかけてみました。
さすがにこんな砂漠のパーキングで通話は大丈夫だろうかと心配になったのですが、通話には全く問題ない音質。普通に問題なく日本の自宅と会話することができました。
モベルのアメリカSIMの料金
アメリカ国内とハワイでは1カ月わずか5,994円(税込)でパケットとSMSが使い放題。※1これに音声通話を使用した料金がプラスされますが、日本の大手携帯会社と比べると破格のお値段です。
モベルと大手携帯キャリア3社の通話料金比較
モベルのアメリカSIMの音声通話料金はアメリカ国内にかけるのも、日本にかけるのも1分あたり60円です。日本の大手携帯3社だと
ドコモ・ソフトバンク
米国内へ | 125円/分 |
日本へ | 140円/分 |
米国内へ | 120円/分 |
日本へ | 140円/分 |
実はアメリカ国内では電話をかけた側ではなく、自分の携帯で着信をとった場合でも料金が発生してしまいます。これを着信料と呼んでいます。
最初は僕も「マジかっ」って感じでした。
この自分への着信料は日本の大手携帯3社だと
ドコモ・ソフトバンク
着信175円/分
着信165円/分
なんです。
ってか電話を日本へかけるより着信をとる方が通話料金が高いってどういうこと⁈って感じですが、この着信をとった通話料金ももちろんアメリカSIMだと安くなります。
モベル
着信 60円/分
モベルと大手携帯キャリア3社のSMS料金比較
こちらは大手3社ともSMS発信 100円/1通 受信は無料ですが、モベルならSMSは送信も使いたい放題です。SMSで連絡をとり合えば、通話は緊急時の手段として限定し、基本料金だけに抑えることも割と余裕ですね。
モベルと大手携帯キャリア3社のパケット料金比較
もはや海外旅行に必須のスマホでのパケット通信。海外でのパケットし放題のプランに入っていないと、非常に高額なパケット料金が請求されないかヒヤヒヤしますよね…。
大手3社はそのようなことにならないように、ドコモは「海外パケ・ホーダイ」、ソフトバンクは「海外パケットし放題」、auは「海外ダブル定額」というプランを用意しています。3社ともデータ通信が1日最大2980円です。
ドコモには「海外1dayパケ」、auには「世界データ定額」という少し制限のあるプランだと1日/980円もあります。
モベルのアメリカSIMの場合はパケット通信が使い放題で1カ月の基本料金5,994円以上料金がかかることはありません。
これは最高ですね。ロングステイでも余裕ですし、アメリカ横断でもなんてことないです。
モベルのアメリカSIMの評判が良い理由
アメリカSIMの評判が良い理由は、通信料金が安いからだけではありませんその次のようなお手軽さにもあります。
初期費用が0円
初期費用は一カ月分の料金である5,994円以外かからない。
1ヶ月過ぎたら自動的にサービス停止
旅行から帰ってきたら放置でOK。解約手続きが必要ないので楽。
(希望する人は2カ月以上も利用できるので短期留学とかでも大丈夫です。)
全てのSIMサイズに対応
自分のSIMフリースマホに入れるだけ。スマホがない人はスマホ付きのプランに申し込めばいい。
アメリカの電話番号になる
相手がアメリカの携帯からかける場合国内料金となるので、相手への負担が少ない。
日本のキャリアの携帯を持っていった場合、アメリカ国内からかけた相手は、アメリカ国内にかけているつもりでも実際は日本への国際電話料金がかかる。
モベルのアメリカSIMのデメリット
個人的に感じた一つだけ難点が。アメリカ国内と日本以外の国に国際電話をした場合、1分700円※2の料金がかかります。
アメリカSIMを使う人はアメリカと日本にしか電話をかけないとは思いますが、万が一その他の国にかける場合は注意が必要です。
もし、他の国にかけることもある人はアメリカSIMと一緒にモベルのワールド携帯・SIMを持っていけば他の国への国際電話もお得に電話することができるようになります。
ワールド携帯は月額料金が永遠に無料。使わない時は基本料金がかかりませんので、その後も安心です。
僕も、マレーシアでの旅行やドミニカ共和国への旅行にも使用しました。
今でもワールド携帯のSIMカードを持っています。持っているだけだとお金はいらないのに、急に旅行に行きたくなっても使えるので便利です。
▶︎ワールド携帯
モベル アメリカSIMのまとめ
モベルのアメリカSIM。通話、パケット、SMS。どれを取っても大手キャリアと比較するとアメリカ国内、ハワイでの使用は格安ですね。僕がアメリカ横断旅行に持っていったモベルのアメリカSIM。
あなたも是非使ってみてください。
ちなみにSIM単体だけならAmazonでも販売されていました。

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データ通信のみのタブレット用もあります。

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※1 このページで取り上げる各社の料金・プラン等は変更になる場合があります。
※2 衛星携帯・ディエゴガルシア島・トケラウ諸島は1,500円/分